式典で発言に立ったチャン・リュー・クアン副首相は、2014年、チャンアン景観遺跡群はユネスコ国連教育科学文化機関によりベトナムおよび東南アジア初の世界複合遺産に登録されたと明らかにし、同遺跡群がニンビン省の誇れる観光名所であり、文化と自然が融合した貴重な場所であると強調しました。

10年の歳月を経て、チャンアン複合遺産は持続可能な経済・観光発展、自然保護、そして住民、企業、国家の利益の調和を体現する模範的事例と評価されています。また、同遺跡群はベトナムが文化遺産・自然遺産保護条約を誠実に履行していることを示すものでもあります。

一方、第42回ユネスコ総会のシモナ・ミレラ・ミクレスク議長は、この記念式典がチャンアン複合遺産の保存と持続可能な発展における貢献を称えるよい機会になると述べました。