(写真:AFP/TTXVN) |
報道官によりますと、首都キンシャサ中心部にあるチセケディ大統領の公邸を武装集団が襲撃しました。ロイターの記者は午前4時前後に銃声が鳴り響くのを聞いていました。
また、議会の次期議長と目されていたビタル・カメルヘ副首相・経済相の邸宅も襲撃されたと、同氏の報道官や駐コンゴ日本大使がXへの投稿で明らかにしました。
また、キンシャサから発射された砲弾が隣国コンゴ共和国のブラザビルを直撃し、数人が負傷しました。同国政府が明らかにしました。
前出のコンゴ軍報道官は、米国を拠点とするコンゴ人政治家クリスチャン・マランガ氏がクーデター未遂の首謀者だと指摘しました。ロイターに、大統領公邸を襲撃した際に殺害されたと述べました。逮捕された米国人の1人は同氏の息子だといいます。
マランガ氏のものとみられるフェイスブックアカウントは、襲撃の様子を撮影したとみられる動画が掲載されました。同氏は、昨年12月に再選されたチセケディ大統領とカメルヘ氏が「あまりにも多くの愚かなことをしてきた」と批判しました。(ロイター)