「ウィキリークス」創設者 米引き渡しめぐり追加裁判認める

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(VOVWORLD) - ジュリアン・アサンジ被告はアメリカ政府などの機密情報をネット上に公表し、アメリカ当局に不正アクセスに関わった罪などで起訴され、現在は別の事件を受けてイギリスで収監されています。
「ウィキリークス」創設者 米引き渡しめぐり追加裁判認める - ảnh 1内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(AFP/TTXVN)

イギリスで収監されている、告発サイト「ウィキリークス」の創設者、アサンジ被告のアメリカへの身柄の引き渡しを巡り、イギリスの裁判所は、被告が求めていた追加の裁判を認める判断を示しました。この判断により、アサンジ被告はすぐにはアメリカに移送されないことになりました。

ジュリアン・アサンジ被告はアメリカ政府などの機密情報をネット上に公表し、アメリカ当局に不正アクセスに関わった罪などで起訴され、現在は別の事件を受けてイギリスで収監されています。

イギリスの裁判所はおととし、アサンジ被告をアメリカに引き渡すよう命じましたが、アサンジ被告側は、引き渡されれば、被告の言論の自由が十分に考慮されない懸念があるなどと主張し、追加の裁判を求めて不服を申し立てていました。

20日、ロンドンの高等法院は、被告の訴えを認め、今後追加の裁判を行う必要があるとの判断を示しました。

この判断によりアサンジ被告はすぐにはアメリカに移送されないことになりました。

このため、高等法院の前で判断を待っていた支持者からは大きな歓声が上がっていました。

結果を受けて、妻のステラさんは記者団に対し「家族としてはほっとしているが、いつまでこんなことが続くのだろうか。アメリカは今すぐ起訴を取り下げるべきだ」と訴えました。(NHK)

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