イラン ライシ大統領らの大規模葬儀 ハマスの最高幹部も参列

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(VOVWORLD) -イランでヘリコプターが墜落し、ライシ大統領らが死亡した事故を受け、首都テヘランでは22日、大規模な葬儀が行われています。
イラン ライシ大統領らの大規模葬儀 ハマスの最高幹部も参列 - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)
葬儀には友好国の要人などが出席することになっているほか、イランが後ろ盾となり、パレスチナのガザ地区でイスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスの最高幹部も参列しました。
イランでは19日、北西部の東アゼルバイジャン州でヘリコプターが墜落し、ライシ大統領やアブドラヒアン外相など搭乗していた8人全員が死亡しました。

首都テヘランでは22日、大勢の国民が参加して犠牲者を追悼する葬儀が朝から行われています。

市内中心部にあるテヘラン大学では、最高指導者のハメネイ師がひつぎを前に祈りをささげました。

周辺の通りは喪に服して黒い服に身を包んだ人たちで埋め尽くされ、ライシ大統領の写真や肖像画とともに「私たちはあなたを忘れない」と書かれたメッセージなどが掲げられました。

葬儀にはイランの軍事精鋭部隊、革命防衛隊の幹部らと並んで、ガザ地区でイスラエル軍と戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部も参列しました。

国営テレビによりますと、演説を行ったハニーヤ最高幹部は哀悼の意を示したうえで「ライシ大統領はパレスチナの人々の目的を実現するために、抵抗を支え続けると約束してくれた」と感謝のことばを述べたということです。

葬儀は午後も続き、友好国の要人なども出席する予定で、隣国のイラクの首相やトルコの外相のほか、欧米と対立を深めるイランが、協力関係を強化している中国の副首相やロシアの下院議長なども、参列する見込みだと伝えられています。

事故を受けて、岸田総理大臣は午後6時前、東京・港区のイラン大使館を訪れて、弔意を示す記帳を行いました。(NHK)

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