主催者によりますと、今回の応募作品には、世界で最も引用された著名研究者グループから推薦されたものが約15%含まれています。受賞対象は医療・ヘルスケア、持続可能エネルギー、環境・気候変動対策、AIの多分野への応用、農業など、様々な重要分野にわたります。
特に注目された分野は、AIを使った新薬開発や、気候変動への効果的な解決策など、先駆的な取り組みです。また、公式推薦者となる国際的な科学者の数も大きく増加しています。
主催者側は「包括的で実用的な評価基準の下、ビンフューチャー賞のビジョンとミッションが確立された結果」とし、「受賞作品の顕彰を通じて、世界中の革新的な科学技術イニシアチブを後押ししたい」と期待を示しています。
予備審査は6月1日から8月31日まで行われる予定です。ビンフューチャー賞は、国籍や性別を問わず、人類共通の課題解決に貢献した研究者や発明家に贈られます。大賞の賞金は300万ドル(約3億4000万円)で、3つの特別賞(各50万ドル)も用意されています。