カタールW杯が開幕

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(VOVWORLD) -中東で初めてのサッカーワールドカップとなるカタール大会の開幕セレモニーが20日、カタール北部のスタジアムで行われました。
カタールW杯が開幕 - ảnh 1(写真:AP)
最多の優勝回数を誇るブラジルや前回大会優勝のフランスなど32チームが出場し、来月18日までおよそ1か月間にわたり行われます。
セレモニーは開催国カタールとエクアドルの開幕戦が行われるカタール北部のアルバイトスタジアムで午後5時40分から始まりました。はじめに幸運と繁栄の印とされるジンベエザメの映像が流れたあと、俳優のモーガン・フリーマンさんが登場し「サッカーは世界中に広がり、美しいゲームへの愛は国と国を結びつける」などと呼びかけました。
地元カタールの歌手や韓国の人気グループ、BTSのジョングクさんらがパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。セレモニーの最後に花火が打ち上げられると会場から大きな歓声があがりました。およそ6万人を収容するスタジアムには大勢のファンが詰めかけ、写真を撮ったり、音楽に合わせて拍手をしたりしながら4年に1度のサッカーの祭典の開幕を楽しんでいました。
会場には、カタールのタミム首長やFIFA=国際サッカー連盟のインファンティーノ会長も出席し、タミム首長が歓迎のスピーチを行いました。開幕セレモニーに参加するため中東の指導者が続々と現地入りしました。このほか、エジプトのシシ大統領やトルコのエルドアン大統領、ヨルダンのアブドラ国王、UAE=アラブ首長国連邦のムハンマド首相ら、中東の国の政治指導者も現地入りすると発表されています。
開会式のアイデアは、東西の文化を融合させるとともに、以前のワールドカップの精華を繰り返しながら、カタールの独時な色彩を維持するということです。イスラム教の国としてのカタールは伝統的な価値と文化の多様性を尊重しているとしています。

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