去る7月15日～16日にかけて、フンイエン省のリュウガン、及び農産物の取引に関する過去最大規模の会議が行われました。これはフンイエン省のリュウガンの国内市場での消費や外国への輸出を進め、リュウガンに関する投資・経営チャンスを模索することが狙いです。この会議は商工省とフンイエン省人民委員会の共催によりオンライン方式で開催され、国外駐在ベトナムの外交代表機関、商務部、貿易振興機構や在ベトナム国際組織、各省・市の代表、企業、供給業者が参加しました。新型コロナの拡大により国内の商品流通や外国への輸出に影響が出ている中、会議ではリュウガンを提供するベトナム国内の各企業、とりわけフンイエン省の企業へのサポートについて言及され、卸売業者と国内外のサプライヤーの斡旋を強化し、同省の農産物やリュウガンの販売を拡大していくとしています。席上、商工省・貿易振興局のブ・バ・フ局長は次のように語りました。

（テープ）                          

「この会議には国内のECサイト運営企業も参加しました。今後、５つのECサイトはフンイエン省、商工省、及び商工省の関係機関と協力し、ECサイトでリュウガンと他の農産物の取引を推進していきます。ECサイトは現代的な取引チャンネルであり、国内、ひいては国際市場でのリュウガンのPRの強化に貢献することができるでしょう。」

新型コロナはフンイエン省をはじめ、果物の栽培に携わるいくつかの地方に深刻な影響を与えています。ただ、ECサイトでハイズオン省のライチの取引が成功したことを受け、商工省とフンイエン省はECサイトを通じて、リュウガンをはじめ、様々な農産物の販売に踏み切りました。先ほどの商工省・貿易振興局のブ・バ・フ局長はさらに次のように語りました。

（テープ）

「 現代的な供給チャンネルであるECサイトは農産物の消費に重要な貢献をしています。ECサイトで販売されたバクザン省のライチの数は生産総量21万5千トンの中でわずか6千トンを占めましたが、ECサイトは各地方の農産物をPRするための効果的なチャンネルとなっています。今後、ECサイトでの農産物の取引で連携することは農産物の出荷に役立つと思います。」

新型コロナウイルス感染症が蔓延している中で、農産物の輸出への情報技術の適用や電子商取引の活用とECプラットフォームとの連携は農産物の出荷に役立つ適切な方法と見なされています。