第13回党大会、国の建設・発展事業における重要な節目

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(VOVWORLD) - 第13回党大会は試練とチャンスが絡み合い、解決すべき戦略的な問題が山積している背景の中で行われました。

既にお伝えしましたように、26日午前、ハノイで、ベトナム共産党第13回全国代表大会の開幕式が盛大に行われました。大会は、「党建設や、党内の綱紀粛正、政治システムの健全化を強化し、民族大団結の力を発揮させ、ドイモイ事業を促進し、祖国を建設・防衛し、平和環境を維持し、21世紀半ばをめどに、ベトナムを社会主義的方向に沿った先進国に発展させるために取り組む」をテーマにしています。

第13回党大会は試練とチャンスが絡み合い、解決すべき戦略的な問題が山積している背景の中で行われました。また、地域と世界情勢が複雑に推移し、気候変動や自然災害、疫病などがベトナムをはじめ、全世界に深刻な影響をもたらしています。

こうした中、第13回党大会は2021年~2025年期だけでなく、向こうの数十年間にも祖国、民族に対する大きな歴史的使命を持っています。大会は第12期党大会決議の実施状況を点検し、35年間にわたるドイモイ=刷新事業、30年間にわたる1991年綱領、10年間にわたる2011年の綱領、2011年~2020年期の経済社会発展10か年戦略の実施状況の評価と連携させます。また、2021年~2025年期の経済社会発展5か年計画、2030年までの方向、2045年までのビジョンを定めます。

さらに党建設と第12期党中央委員会の指導、党の規約の実施状況を全面的に点検し、第13期の党建設方向・任務を定めると同時に、第13期党中央執行委員会に優れた人材を選出します。 大会の政治報告案には、「マルクス・レーニン主義とホーチミン思想の堅持と創造的な運用、独立と社会主義の目標堅持、党の刷新路線の堅持」という基本的な原則が再確認されています。

第13回党大会は、向こう5年間の国の将来を設定するだけでなく、今後25年間に及ぶ長いビジョンを出します。大会の文献案は、具体的な目標を打ち出しました。これに基づき、2025年までに、ベトナムは、近代的な工業の発展途上国であり、低中所得を追い越します。

また、ベトナム共産党創立100周年を記念する年の2030年までに、ベトナムは、近代的な工業を遂げる発展途上国になり、高中位所得国となります。そして、ベトナム建国100周年を記念する年の2045年までに、高所得国になるということです。

党大会が打ち出した目標は、国の建設と発展、祖国の防衛に向けた方向、任務、方策を確定するための重要な基礎でありながら、長期的な要求に応え、現在から21世紀半ばまでの期間におけるベトナムの全党、全国民、全軍の認識と行動を統一させてゆきます。

現在、ベトナムは全面的な発展事業と国際社会への参入を進めています。今後の道のりも容易とは言えませんが、党の正しい路線や、国民の努力などにより、ベトナムはさらに多大な成果を収めていくでしょう。

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