ベトナム アジアの温室効果ガスの排出量削減における協力推進のための多くのイニシアチブ

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(VOVWORLD) -このほど、チャン・ホン・ハー副首相兼資源環境大臣率いるベトナム代表団は、日本政府の招きに応じて、3日と4日の両日、東京都で開催されたアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の閣僚会合に出席しました。

フォーラムは日本のイニシアチブを基礎に開催され、ベトナムが温室効果ガスの排出量の削減において発展途上国と先進国との間のさらなる協力を促進させるための意見を出すチャンスでもあります。

AZECの閣僚会合は、日本と東南アジア地域内各国、オーストラリアの間のエネルギー分野に関する初の閣僚会合であるとしています。今回の会合でハー副首相は、日本や東南アジア地域内各国、オーストラリアの資源・環境・エネルギーなどを担当する指導者らと会合を行ない、再生可能エネルギーの利用・開発や温室効果ガスの排出量削減に関する措置について協議しました。

これを機に、日本在住ベトナム大使館のグエン・ドゥック・ミン臨時代理大使は、次のように語りました。

(テープ)

「ハー副首相の今回の閣僚会合への出席は、環境やエネルギーに関する各国との協力を促進させ、イニシアチブの実現化のための具体的な計画の立案について協議するためです。技術移転と質の高い人材育成はこの取り組みを健全化するための重要な要素の1つであると言えます。今回の会議では、ベトナムは環境やエネルギーの分野に対し日本をはじめとする先進国にサポートを行なうよう呼びかけています。この分野において発展途上国と先進国の間の協力がさらに強化されることが期待されています」

また、ハー副首相によりますと、COP21=国連気候変動枠組条約第21回締約国会議で採択された「パリ協定」に盛り込まれた目標を達成するために、知恵・協力・団結を擁しなければならないとしています。そのため、世界各国は政府間の連結、官民の連結を強化する必要があるとしています。それに加え、デジタルトランスフォーメーションを基礎に政策と技術に関する各国の対話を重視して温室効果ガスの排出量の削減措置の効果向上、および社会経済の目標達成を両立することが狙いです。

今回の閣僚会合に出席したのは、ベトナムが温室効果ガスの排出量を削減するという公約の実施における自らの積極性と努力を示しながら、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の構築・推進における日本のイニシアチブへの支援を見せているとしています。

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