革命の根拠地だったクロンボン県の変化

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(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方ダクラック(Dak Lac)省クロンボン(Krong Bong)県は、かつて革命の根拠地であり、1965年に解放されました。それ以来、クロンボン県はすっかり変化し、現地住民の生活は日増しに向上されるようになっています。
革命の根拠地だったクロンボン県の変化 - ảnh 1

クロンボン県の長老イ・ドハック・ニエ・クダムさんによりますと、もっとも困難な状態にあったトル(Tul)村は、2010年以前に、村の貧困世帯の割合は7割を超えていましたが、現在、現地住民は生産活動に先進科学を導入したお陰で、村全体が変貌し、村人の生活は遥かに改善されてきました。

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「現在、我が村は、道路や、学校、診療所が建設され、電気網が敷設されたことです。以前はそんなにありませんでした。従って、村人たちは、先進技術の導入で、生産活動に励んだことで、生活も向上されつつあります。かつて、一日2回しか食事を取れませんでしたが、現在は『腹一杯食べて、きれいな服を着られる』という状態になっています。村人たちは、団結しあったり、支援し合ったりしていますよ。」

革命の根拠地だったクロンボン県の変化 - ảnh 2

一方、クロンボン県クエゴック・ディエン(Khue Ngoc Dien)村は、戦争中に深刻に破壊されましたが、現在、変化しつつあります。

同村の幹部であるグエン・バン・チュオンさんによりますと、クロンボン県の解放時に、村には163世帯だけが住んでいました。その後、中部クアンナム省、ダナン市から1000世帯あまりが移住してきました。彼らは、荒れ地を開墾し、田畑にしました。2003年に、国の電気網が現地まで敷設されるようになってから、住民たちは、生産方法を変え、機械化を導入し始めました。1986年、一人当たりの食料平均量は年間80キログラムでしたが、現在までは、1000キログラムを越えています。また、一人当たりの年平均所得は2015年の1600万ドン、7万3300円程でしたが、現在は、2500万ドン、約11万4512円に上っています。

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「党と国家、ダクラック省の各レベル行政当局の指導、関心、支援を受けたお陰で、クエゴック・ディエン村はすっかり変化してきました。住民たちは党と各レベル行政当局を信頼して、現地における経済社会発展、国防安全保障、新農村作り運動などに貢献してきました。」

他方、クロンボン県党委員会のド・コック・フォン委員長によりますと、クロンボン県は2020年∼2025年期の年平均の経済成長率を11%に達し、貧困世帯の割合を9%以下にするという目標を掲げています。

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「この目標を達成するために、私たちは、道路や水利システムの建設を集中的に行っています。現地の気候と土壌に見合うような農作物の栽培、先進科学技術の導入を指導しています。貧困世帯の生計に便宜を図っています。」

クロンボン県の行政当局と現地住民の努力は、地元の発展に貢献しつつあります。

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