ザライ省 コーヒーをOCOPの製品として開発

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(VOVWORLD) - 以前、中部高原地帯テイグエン地方、ザライ省、ダクドア県、グラ村の農民は生活が困窮していましたが、現在、彼らの生活は大きく変わっています。
クリーン・テクノロジーによるコーヒーの木の栽培で安定した仕事や、生活水準の向上が図られたとしています。グラ村にあるラムアイン コーヒー生産協同組合では生産活動が活発に行われています。

「砂糖を入れればコーヒー201と、ミルクを入れればコーヒー301となります。これらは市場に出回っているインスタントコーヒーに似ていますが、木炭でコーヒーを乾燥するというやり方は当社しかないでしょう」

ザライ省 コーヒーをOCOPの製品として開発 - ảnh 1

同組合のバナ族出身の職員の一人は国家のOCOP=一村一品運動の3つ星製品としての基準を満たしたコーヒーを紹介しながら、以前の貧困生活を思い出しています。

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「いつも借金を抱えていました。借金を返すため、家や土地を売らざるを得なかった人もいました。一方で環境汚染が酷かったです。環境浄化に貢献するため、何をしようと思って、協同組合に参加し、クリーンテクノロジーによるコーヒーの生産を行うことにしました」

グラ村の少数民族の住民のクリーンテクノロジーによる持続可能なコーヒーの生産を支援するため、ラムアイン生産協同組合は日本式の有機栽培モデルへの転換を促進してきました。このモデルを導入した農家は微生物肥料や堆肥、日本の鶏糞堆肥、生物農薬の使用方法についてガイダンスされ、環境汚染の制限や投資の節約、経済効率性の向上が図られるとしています。また、生産協同組合は農家の製品を市場価格より高い値段で買い入れると公約しています。同社の「Slar Land Coffee」というブランドは2020年に3つ星のOCOP製品として認定されました。ラムアイン生産協同組合のほかの職員の話をお聞きください

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「2020年から、農家100戸はクリーンテクノロジーによるコーヒーの木の栽培モデルを営んでいます。彼らの農園を視察した際、国家により禁止されている農薬ではなく、バイオ製品を使うよう勧めました。皆は私のガイダンスに従っています」

ラムアイン生産協同組合のレ・ヒュ・アイン社長は組合員に対し、農薬や肥料の使用をやめ、ケミカルフリーの生産方式に転換し、持続可能な栽培や環境保護を目指すよう働きかけています。アインさんはこれは農民に十分な利益をもたらすとともに、世界市場へのベトナムのコーヒーの輸出拡大に道を切り開くであろうとし、次のように語りました。

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「生産協同組合の誕生やこうした変革がなければ、農民は古い生産方式を維持してしまっていたことでしょう。今後、長期的かつ持続可能な開発計画を立案したいと思います」

ダクドア県には2万7800ヘクタール以上のコーヒー栽培地があり、地元の農地全体の55%あまりを占めています。地元の多くの協同組合や企業は農民と連携し、クリーンで高品質なコーヒーの生産を行っています。グラ村のラムアイン協同組合はクリーンテクノロジーによるコーヒー木の栽培で先駆して住民の豊かで幸せな生活づくりに貢献しています。

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