OCOP製品の貿易振興を促すハノイ市

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(VOVWORLD) -ベトナム政府が2018年5月に批准した、「一村一品」プログラム、略してOCOPプログラムが、それぞれの地方のメリットを基礎に、農業や、サービス業などをバリューチェーンに従って開発することになりました。

ハノイ市は、各地方とOCOP製品の貿易振興を促しています。OCOP製品は、5レベルで評価されています。その内、レベル5は、最も高く、国際基準に達するものです。

OCOP製品の貿易振興を促すハノイ市 - ảnh 1    バッチャン陶器村のOCOP製品

「一村一品」プログラムの実施により、職業村や、農業生産などが、各地方の潜在力や真髄を徹底的に活かせることになりました。このプログラムに参加するそれぞれの地方の伝統的な製品は、一定の基準に沿って生産されます。ハノイ市農業農村開発局のタ・バン・トゥオン副局長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「OCOPプログラムの実施は、製品の商標作り、知名度の向上を目指すことです。OCOP製品は、スーパーマーケットや、貿易センター、コンビニなどの現代の流通チャネル、特に電子商取引上で売り出されます。そいう方法で、製品の価値が高くなる一方、より多くの消費者に接近することになります。逆に、OCOP製品ではない一般製品は、従来の市場だけで直接売買されます。」

毎年、ハノイ市は、各地方のOCOP製品や特産品を消費するため、貿易振興活動を行っています。ベトナム職業協会のハ・ティ・ビン副会長は次のように語っています。

(テープ) 

「私たちは、バッチャン陶器村にベトナムの伝統職業の真髄センターを設立しました。このセンターは、ハノイ市のOCOP製品が全国のOCOP製品と交流することが出来ます。ハノイ市内には、数多くの職業村があり、特に手工芸品を生産する伝統的職業村があることはハノイ市のメリットの一つです。美術手工芸品は、世界の場で競争することが出来ます。これらの職業村が発展すれば、多くの雇用を創出します。」

OCOP製品の貿易振興を促すハノイ市 - ảnh 2      角細工製品

ベトナムの小売業者協会は、同協会のメンバーであるスーパーマーケットや、店舗とOCOP製品の生産業者との接触を連続して行い、OCOP製品の売買活動について話し合いました。小売業者は、生産者から直接製品を購入すれば、仲介手数料がかからないので、消費者は安い値段で製品を購入することが出来ます。北部の市場にスプラウトを提供する農業生産協同組合の担当者ブイ・タン・ハーさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「我が生産協同組合は一村一品プログラムに参加して、様々な利益を受けました。私たちのOCOP製品はハノイ市内にある多くの大きなスーパーの敷地内に、販売ブースが設置された他、北部の幾つかの地方から大量の注文を受けましたよ。」

 各地方においてOCOP製品の貿易振興活動が行われることで、OCOP製品は国内で幅広く消費されるだけでなく、世界市場にも進出できることです。

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