罪を犯した人の社会復帰を助けるザライ省の取り組み

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(VOVWORLD) -中部高原テイグエン地方ザライ(Gia Lai)省に住む多くの人は、かつての反動勢力「Fulro」に参加していましたが、禁固刑を受けた後、地元の行政当局の関心を受けたお陰で、安定した生活を送れるようになっています。殆どの人は、心を悔い改めて、社会に復帰してから、国の法律を遵守し、素敵な暮らしを送っています。

かつての反動勢力「Fulro」の者たちは、少数民族の人々に「現地の社会秩序を乱したら、アメリカに在住することが出来る。アメリカで暮らせば、働かなくてもゆうゆうの生活が送れる」などの誘い言葉で唆しました。そのため、多くの少数民族の人々は、この反動勢力に参加し、罪を犯したのです。

2000年初頭の数年間に、ザライ省は、コミュニティにおいて、反動勢力「Fulro」に唆され罪を犯した人たちの更生を試験的に行いました。その結果、更生の対象者は2005年に5000人あまりでしたが、現在までは、約1000人しかがいません。

罪を犯した人の社会復帰を助けるザライ省の取り組み - ảnh 1クソル・ヒさん(右)

ハバウ村に住むジャライ族のクソル・ヒさんは次のように語りました。

(テープ)

「私は、かつてアメリカに不法出国しました。しかし、その後、自分の罪を後悔して、故郷に戻ることにしました。地元の行政当局は私の生産活動に有利な条件を作り出してくれました。党と国家に感謝したいのです。」

かつて、社会秩序を乱した罪で禁固を受けた後、社会復帰している多くの人々は、ザライ省の行政当局の支援政策を受けたお陰で、経済発展を遂げています。

罪を犯した人の社会復帰を助けるザライ省の取り組み - ảnh 2経済社会発展に関する座談会の様子

ハバウ村人民委員会のイ・ヒエウ副委員長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「この間、ハバウ村の行政当局は、かつて罪を犯した人々の社会復帰の便宜を図っています。例えば、彼らの考えや願望を把握した上で、彼らの生産活動を補助します。生活上で困難な状態にある人には植物の種子、子牛、子豚を無料で供給したり、科学技術の導入を教えたりしました。これまでに、これらの人は、安心感を持って生産活動を順調に行い、安定した生活を送っています。」

一方、ダクドア県は、12人に安定した仕事の斡旋をしました。また、ダクドア県の社会政策銀行は、禁固執行を終えた25人に生産経営の為に資金調達を行いました。行政当局の関心と支援を受けたお陰で、過去の過ちを悔い改めた人は、生活が改善されるようになっています。

それらの一人は次のように語りました。

(テープ)

「私は、かつて、不法出国した罪で、1年9カ月間の禁固刑を言い渡され。その後、家に戻って、行政当局の支援政策のお陰で、安定した仕事を身に付けるようになっています。我が家は4人の子どもがいますが、その内、一人は身体の不自由な子供なので、行政当局の優遇政策を受けていますよ。」

過去の罪を犯して、悔い改めた人々を助けることは、ベトナムの人道的政策であり、相互支援の伝統でもあります。このことは、各地方の安全保障と経済社会発展に貢献しています。

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