仁愛あふれる話

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(VOVWORLD) -  新型コロナウイルス感染症が流行している中で、様々な仁愛あふれる活動が行われてきました。
仁愛あふれる話 - ảnh 1ハさん

韓国のKBS国際放送でベトナム語編集者を務めたVOVのCao Thanh Haさんは先ごろ、韓国在住ベトナム人を帰国させたベトナム政府の救援便に乗った時、心を動かされることがありました。ハさんによりますと、救援便は韓国で働いているベトナム人労働者の子供およそ20人を乗せました。彼らは新型コロナの感染危機を避けるため、ベトナムにいる親族の元に送られました。航空便の中では両親や親戚ではなく、知らない乗客が面倒を見てくれました。ハさんは次のように語りました。

(テープ)

「救援便で会ったベトナム人は皆、心が温かかったです。彼らは飛行中、子供たちを真剣にケアしました。これらの行動に強く心を動かされました。パンデミックにより、多くの人命の損失や経済の衰退があっても、温かい心で互いに触れ合えば、あらゆる困難を乗り越えられると信じています。」

仁愛あふれる話 - ảnh 2トウイさん

去る7月、ベトナム政府の救援便でベトナムに帰国する際、南部カントー市にある第9軍管区の第392号連隊で14日間の集中隔離措置を受けました。トウイさんは「隔離施設で平穏な毎日を過ごした。兵士らは住民の健康をケアしたり、料理を提供したりして、よく面倒を見た」と語りました。

(テープ)

「ベトナム人民軍の兵士は集中隔離施設に入った市民をサービスする姿や白衣(はくい)をまとった医師は疫病が流行する地域に赴き、治療に全力を尽くす姿はベトナム人の仁愛の心の現われです。また、これは『自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい』という伝統を示しています。」

仁愛あふれる話 - ảnh 3Kim Yoon-jiさん

2020年、ベトナムで新型コロナウイルス感染症の第2波が来た時、先ほどのVOVの韓国語放送の協力者Kim Yoon-jiさんは心配しましたが、不要不急の外出や多くの人が集まる不要なイベントへの参加を控え、社会的距離の確保などベトナム政府が打ち出した対応策を厳格に実施してきました。彼女は「疫病が基本的に制圧されたことでベトナムはいかなる地域よりも安全である」と語りました。

(テープ)

「ベトナムの感染者数はほかの国より少なかったです。新たな感染者が出ましたが、そのほとんどは海外から帰国したベトナム人です。住民は政府が打ち出した疫病対応策を厳格に守り実施しているので、ベトナムでの暮らしは安全で快適だと思います。」

仁愛あふれる話 - ảnh 4グエン・ラン・ヒエウ准教授

昨年、新型コロナ対応で先頭に立ったハノイ医科大学病院の院長グエン・ラン・ヒエウ准教授は互いに援助しあって、困難を共有するなど、心を動かされた多くの行動を目撃しました。また、自分に寄せられる患者の温かい気持ちを実感できました。ヒエウ氏は次のように語りました。

(テープ)

「パンデミックの中で仁愛あふれる多くの活動を目にし、人々の温かい心を実感できました。ベトナム人は団結と仁愛の伝統を誇っています。パンデミックや戦争の中でベトナム人の団結や相互支援の精神が湧いてきます。今回の新型コロナ禍でベトナムの人々の思いやりが感じられました。」

ベトナムからインドネシアに戻ったチュオン・トゥ・トゥイさんは、インドネシアの人々がベトナムの新型コロナウイルス感染症予防対策の結果や、パンデミックにおけるベトナム人の平穏な生活を讃えることを誇りに思っています。

(テープ)

「皆さんと話している今は、私とインドネシア在留ベトナム人共同体や、インドネシアの人々がパンデミックによる危機に直面しています。そのため、ベトナムの安全性はインドネシア人にとって夢のようだと見られています。ベトナムでの安全性と平穏な生活はベトナム人の仁愛の心や、政府に対する信頼、相互支援の精神・伝統を立証するものといえます。」                          

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