ホーチミン市からの観光客グエン・テイ・ヌンさんはダラット市第8区にある農園を訪れ、自分の手でイチゴを採ることを楽しんでいます。
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「このような農園を見学することができて、嬉しいです。ここに来ると、自分の目で、果樹がどのように成長するかを見ることができます。これを通じて、無農薬栽培の技術を深く理解できるようになります」
観光客だけでなく、地元の人々も農業体験ツアーに興味を持っています。ダラット市第1区に住むゴー・バン・ライさんは「これまでダラットを訪れた観光客はプレン滝、タントゥー湖、ダラットの花園などを見学したが、農業体験ツアーが発売するのは観光客の需要に応えている」と明らかにしました。
ダラット市第9区にあるレ・ヒュ・ファンさんの巨大カボチャの農園が農業体験ツアーを運営する施設として認定され、現在、魅力的な観光スポットとなっています。新型コロナウイルス感染症が複雑に推移し、他の観光スポットを訪れる観光客が少なくなっていますが、この農園を訪れる観光客がいつも混んでいます。フアンさんの話です。
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「観光客は存分に農園を見学できるので、この形態の観光が大好きです。その他、私たちはダラットの特産品や農園で栽培されている作物を紹介しているから、観光客の興味を集めています」
発売し始めた2018年以来、農業体験ツアーは観光客延べ6百万人を誘致し、その売上高はおよそ2500億ドン、約12億円にのぼっており、地元の人々のおよそ1000人に雇用を創出しました。
現在、ダラットでは農業体験ツアーを運営する施設は30か所になっています。ラムドン省文化スポーツ観光局のグエン・テイ・ビック・ゴック副局長は「ラムドン省はダラット市を含め、ラムドン省の経済の先端的部門である観光を発展させるため、農業体験ツアーの発展に有利な条件を作り出している」と明らかにし、次のように語りました。
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「農業体験ツアーが発売されてから、誰もがこの形態の観光の効果を見ています。アジサイはあまり売れませんが、アジサイ農園を訪れる観光客が大勢いることから、経済価値が高いです。現在、私たちは農業体験ツアーの質的向上に全力を尽くしています」
農業体験ツアーの発展は経済社会面に多くの利益をもたらし、ダラットの農業と観光部門の価値の向上に大きく寄与していると言えることでしょう。