チャムチム国立公園・2000か所目「ラムサール条約湿地」

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(VOVWORLD) - 今から8年前に、この国立公園が国内4か所目、世界ではちょうど2000か所目の「ラムサール条約湿地」に認定されました。

チャムチム国立公園は南部メコンデルタにあるドンタップ省の省都カオライン市から約35キロ離れた所にあります。この国立公園の総面積は7300ヘクタール以上で、およそ200種の鳥類と130種の植物が生息しています。

今から8年前に、この国立公園が国内4か所目、世界ではちょうど2000か所目の「ラムサール条約湿地」に認定されました。

チャムチム国立公園・2000か所目「ラムサール条約湿地」 - ảnh 1(写真:canthotv.vn)

毎年旧暦5月~12月までの乾季に、エンジン付きの小舟に乗って、この公園に行くと、観光客は広々としたマングローブ林の美しさを堪能できます。ドンタップ省で観光ガイドをしているグエン・バン・ブイさんは次のように語りました。

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「チャムチム国立公園の総面積のおよそ半分がマングローブ林です。残りは草、浮草、花など各種類の面積です。」

一方、1月にチャムチム国立公園に行くと紫色の花を存分に眺めることができます。そして、小舟に乗って、マングローブ林を探検しながら、様々な種類の鳥を目にできます。先ほどのドンタップ省での観光ガイドグエン・バン・ブイさんはさらに次のように語りました。

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「この国立公園を訪れるとここに生息している鳥やシラサギがえさ探しをする光景が見られます。魚をとるため、鷺は長い時間に待ちました。そして、魚をとった後もすぐに食べません。鷺は林にある水溜まりにその魚を放ちます。えさがあまりない時期に、鷺はその水溜まりに行って、魚を食べます」

チャムチム国立公園・2000か所目「ラムサール条約湿地」 - ảnh 2(写真:Minh Duc/TTXVN)

運が良ければ、ベトナムのレッドブックと世界のレッドブックに記載されているオオツルを目にすることもできます。このオオツルの顔と首回りは赤く、全体的に白とグレーの羽毛を持ち、高さ1.8メートルもあるというかなり大きな鳥類です。先ほどの観光ガイドグエン・バン・ブイさんは次のように語りました。

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「オオツルは一途な愛があります。ひとたびつがいになると死ぬまで添い遂げると言われています。特に、このオオツルは一回に卵2個しか生まないということです」

現在、チャムチム国立公園には5つの地区に分けられ、その中の2つの地区では観光活動が許可されていますが、残りは鳥や魚などの動物の保護地区です。

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