SEA Games 31でベトナム初の金メダルを獲得した女子選手のチャンさん

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(VOVWORLD) -彼女は、第31回東南アジアスポーツ大会で金メダルを獲得する前に、今年のアジアクラッシュ選手権大会でも銅メダルを獲得しました。そのほか、2016年のアジアビーチゲームに参加し、銅メダルを獲得しています。
SEA Games 31でベトナム初の金メダルを獲得した女子選手のチャンさん - ảnh 1

SEA Games 31=第31回東南アジア競技大会で、ト・ティ・チャン女子選手はフィリピン、ミャンマー、タイ、ベトナムの4人の選手とともにクラッシュ48キロ級で競い合い、4試合を3勝1敗で終えた後、ベトナム代表団の最初の金メダルを獲得しました。

SEA Games 31でベトナム初の金メダルを獲得した女子選手のチャンさん - ảnh 2

チャンさんは次のように語っています。

(テープ)

「金メダルを獲得したことが嬉しくて、誇りに思っています。私をサポートしてくれた先生方、友だち、親戚、全ての人に感謝したいと思います。私がウズベキスタンとタジキスタンでトレーニングと競技ができたのはとてもラッキーでした。多くのことを身に付け、多くの経験を積んで、第31回東南アジア競技大会の試合に臨むことが出来、精神的に楽になったからです」

ところで、チャンさんは1999年にハノイ市ドンアイン県に生まれ、小さい頃からスポーツ、特に武術に夢中でした。11歳になると、柔道を始めました。その後、長い年月を経て、クラッシュへと転身しました。

クラッシュは、中央アジア地域を中心に盛んに行われており、胴着を着て投げるだけを競う柔道の立ち技に似たウズベキスタン発祥の格闘技です。

チャンさんのご主人、ド・ダイ・ハイさんは、格闘技選手としての奥さんの大変さを理解し、次のように語りました。

(テープ)

「結婚してからも、妻は競技に参加したり、トレーニングに行ったりしたため、一緒に過ごす時間はほとんどありませんでした。妻は本当に大変だった思っています」

ハイさんはこのように語り、「栄光を手に入れる過程において、妻は競技中、練習中に何度も事故に遭い、数え切れないほどのケガを負った。特に、膝の靱帯を損傷した時に、を考えたこともあった」と明らかにし、さらに次のように語りました。

(テープ)

「私は1ヶ月間にもわたって、病院で妻の面倒を見たこともありました。知人から、格闘技を止めるよう薦められましたが、妻は、断固としてクラッシュをやめようとしませんでした。2019年に重傷を負ったときには、引退を考えましたが、先生方から励まされて、2020年8月にはまた訓練に戻りました。その後、初めての国家選手権大会出場で銀メダルを獲得しました。そのお陰で、妻はベトナムの格闘技選手代表団に選ばれました。そして、今回は、東南アジアスポーツ大会への出場資格を目指して取り組んでいました」

成功を収めるためには、選手は多くのことを犠牲しなければなりませんでしたが、チャンさんの努力は十分に報われました。彼女は、第31回東南アジア競技大会で金メダルを獲得する前に、今年のアジアクラッシュ選手権大会でも銅メダルを獲得しました。そのほか、2016年のアジアビーチゲームに参加し、銅メダルを獲得しています。

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