米、ロシア軍情報員6人起訴 世界各国でサイバー攻撃か

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(VOVWORLD) - アメリカ司法省は19日、ウクライナの送電網や2017年のフランス総選挙、2018年の韓国・平昌冬季五輪を標的としたサイバー攻撃を行なったとして、GRU=ロシア軍参謀本部情報総局の現旧職員6人を起訴したと発表しました。
米、ロシア軍情報員6人起訴 世界各国でサイバー攻撃か - ảnh 1      アメリカ司法省本部ビル=ロイター

6人はまた、世界各国の企業のコンピューターを「NotPetya」と呼ばれるマルウエアに感染させて総額10億ドル(約1050億円)近くの損害を与えたとされるほか、ロシア人の元二重スパイ、セルゲイ・スクリパリ氏とその娘に対する毒殺未遂事件の捜査や、ジョージアのメディア・議会に対するサイバー攻撃を行ったともされます。

ジョン・デマーズ司法次官補(国家安全保障担当)は、6人が「単独グループによるものとしてはこれまで最も妨害的かつ破壊的な一連のコンピューター攻撃」を実行したと指摘しました。過去には同じGRU部隊のメンバーが2016年のアメリカ選挙介入で起訴されていますが、今回の起訴内容には「選挙介入の疑いは含まれていない」と説明しました。(AFP通信)

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