岸田首相 インドと連携確認で国際的課題の議論主導を目指す

Chia sẻ
(VOVWORLD) - G20の議長国を務めるインドを訪れた日本の岸田総理大臣は、モディ首相との首脳会談で、法の支配に基づく国際秩序を堅持していくことで一致しました。
岸田首相 インドと連携確認で国際的課題の議論主導を目指す - ảnh 120日、ニューデリーで、共同記者発表する岸田首相=ANI

G7広島サミットにインドや韓国などを招待することも明らかにし、ウクライナ情勢への対応を含め国際社会が直面する課題についての議論を主導していきたい考えです。

インドを訪問した岸田総理大臣は、20日、モディ首相と首脳会談を行い法の支配に基づく国際秩序を堅持していくことで一致したほか、食料安全保障や気候・エネルギーなどの分野で、G7とG20の間で緊密に連携していくことなどを確認しました。

また、岸田総理大臣は現地で講演し、中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」を推進していくため、ODA=政府開発援助の拡充などを通じ、2030年までに官民合わせて750億ドル以上の資金をこの地域に投入する計画を表明しました。

一連の日程のあと、岸田総理大臣は5月のG7広島サミットにインドや韓国、それにオーストラリアなど、8か国の首脳らを招待することを明らかにしました。

岸田総理大臣としては、「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国の代表格とされるインドとの連携を強めることで、ウクライナ情勢への対応を含め国際社会が直面する課題についての議論を主導していきたい考えです。(NHK)

ご感想