（写真：AFP/ TTXVN）

スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさん（16）ら数百人の若者が出席し、炭素の排出削減努力が不十分すぎると旧世代をたしなめました。前日には、世界各地で気候変動対策を求める児童・生徒らのストライキが行われたばかりです。 

国連は、若き活動家や企業家500人を招待したが、米国ビザを取得できず出席できなかった招待者も複数いたと指摘した。  

23日に国連気候行動サミット2019を控える中での開催となった。アントニオ・グテレス国連事務総長は、2015年の地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に従い温室効果ガス排出量を削減するよう世界の指導者らに求めています。

 若者気候サミットの雰囲気を決定づけたのは、アルゼンチンでの学校ストライキを主導した同国の活動家ブルーノ・ロドリゲスさん（19）の熱のこもったスピーチでした。

若者サミットの基調講演者ならぬ「基調聴取者」といわれたグテレス事務総長が見守る中、ロドリゲスさんは「気候と環境の危機は、私たちの時代の政治危機、経済危機、文化危機だ」と訴えました。 

昨年スウェーデン議会前で抗議活動を行い、世界の若者の環境運動に火を付けたトゥンベリさんは最初に演説しましたが、他の人にもっと多くの時間を与えたいとして手短に終わらせました。トゥンベリさんは、国連気候行動サミットでも演説する予定です。