EVFTA=欧州連合とベトナムとの自由貿易協定が発効してからの10ヵ月後に、ベトナム北部ハイズオン省タンハ県で栽培されたライチが先日、フランスに輸出され、フランスにあるスーパーマーケットで販売されました。
アジア産製品の輸入販売を行う会社「タンビンJeune」社のゴ・ミン・ドオン社長は次のように語りました。
(テープ)
「フランス在留ベトナム人たちは、ハイズオン省とバクザン省で栽培されるライチを好んでいます。これらの地方のライチは一番美味しいからです。今年のライチの旬の季節に、我が社は、およそ5トンのライチを輸入する予定です。」
フランスのスーパーマーケットでは、ベトナム産ライチは1キロ当たり18ユーロの値段で販売されています。在フランスベトナム通商代表部のブ・アン・ソン代表は次のように明らかにしました。
(テープ)
「今回のベトナム産ライチがフランスに輸出されるのは数年ぶりに再開されました。地理的表示保護制度の登録を受けたライチをフランスに輸出したことは、特別な意義があり、企業と共に歩んでいくというベトナム政府の公約を示しています。」
なお、6月中に、毎週、およそ1トンのライチがフランスに輸出される予定です。