ベトナムIAEA理事国に当選

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(VOVWORLD) - IAEA理事会は、総会に対し責任を負うことを条件として、IAEAの任務を遂行する権限を有しており、IAEAにおける実質的な意思決定機関となっています。
ベトナムIAEA理事国に当選 - ảnh 1物理的形式とオンライン方式の両方で開催されたIAEAの第65回総会=VOV

9月20日から24日に、オーストリアの首都ウィーンで、IAEA=国際原子力機関の第65回総会が物理的形式とオンライン方式の両方で開催されました。

総会にはIAEAの加盟172カ国のほか、国連や、国際海事機関、包括的核実験禁止条約機関の代表らが出席しました。外務省や、科学技術省、ウィーンに駐在するベトナム代表団の高官からなるベトナム代表団も参加しました。

総会の開会式で、IAEA加盟諸国は、ベトナムのグエン・チュン・キェンIAEA駐在大使を第65回IAEA総会の副議長に選出しました。キエン大使はベトナムを代表して、演説を行い、その中で、「ベトナムは、原子力の平和利用の促進に向けたIAEAの努力を高く評価している」と明らかにするとともに、 「第65回IAEA総会は、新型コロナウイルスのパンデミックが複雑に推移している背景の中で、原子力の平和利用に向けた多国間協力の促進に対するIAEAをはじめ国際社会の決意を示した」と強調しました。

また、平和と持続可能な開発の目的のために、原子力科学応用を促進するというベトナムの公約を再確認しました。さらに、IAEAの活動の枠内で、ベトナムは6件の国際協力プロジェクトや、10件の地域レベルの協力プロジェクトに参加してきました。

IAEAが提供してきた設備と製品はベトナムでの伝染病の診断・治療に貢献しているとしています。第65回総会で、加盟諸国はベトナムをIAEA理事国に選出しました。

なお、IAEA理事会は、総会に対し責任を負うことを条件として、IAEAの任務を遂行する権限を有しており、IAEAにおける実質的な意思決定機関となっています。

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