写真：Dinh Nam

7日午前6時、グエン・フ・チョン共産党書記長率いる党、国会、国家、政府、祖国戦線中央委員会の指導者からなる代表団と外国人来客、人民各層の代表はディエンビエン省、ディエンビエンフー市のA1戦没者墓地に線香を手向けました。その後、ディンビエンフー作戦勝利60周年を記念する集会やパレードが行われ、人民武装勢力や一般市民、北西地域の各少数民族の代表1万5千人あまりが参列しました。ディエンビエン省人民委員会のムア・ア・ソン委員長は次のように語っています。

（テープ） Son

「記念式典の準備が周到に行われました。式典用の施設や設備が用意され、社会秩序、安全保障が確保されています。ディエンビエン省をはじめ、国内各地の住民は励起された気持ちで、ディンビエンフー作戦勝利60周年を祝っています。」

これを機に国内各地で集会や文芸公演、復員軍人との交流会など様々な活動が行われています。6日夜、ディエンビエン省で「ディエンビエンフー・不滅な叙事詩」と銘打った文芸公演が開催され、グエン・フ・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席をはじめ、党、国家の元指導者、外国の外交団、ディエンビエンフー作戦に参戦した復員軍人、及び住民数万人が参加しました。

他方、同日、ハノイで歴史証人との交流会が行われました。こうした中、ホーチミン市で「ディエンビエンの響き・若者の活気」と題するイベントが開かれました。イベントで、ディエンビエンフー作戦に参戦した中佐ゴ・ティ・アイ・ギエムさんは次のように語りました。

（テープ） Nghiem

「今日は嬉しかったです。今年、83歳になりましたが、作戦に参戦した時は22歳でした。当時、高揚した気分で、戦闘に臨みました。任務を全うするよう、同志と団結し、力を尽くしました。現在、若者は祖国の防衛に尽力する必要があると思います。」

なお、ディエンビエンフー作戦勝利60周年を記念して、在スリランカベトナム大使館はディエンビエンフー作戦とボ・グエン・ザップ将軍にまつわるドキュメンタリー映画を上映しました。