タイン大使

これは、アンソニー・アルバニージー首相の就任後の初のベトナム訪問となります。

この機に、ベトナムのグエン・タット・タインオーストラリア大使は、当放送局（VOV＝ベトナムの声放送局）のシドニー支局のインタビューに答え、「この訪問は両首相の個人関係だけでなく、両国関係の今後の発展に貢献する」と明らかにしました。アルバニージー首相によるベトナムの公式訪問は、両国間の外交関係樹立50周年および戦略的パートナーシップ樹立5周年を記念するにあたり行なわれ、重要な意義を持っています。

これは、両国の指導者らが両国関係を強化していく決意を表明するためのチャンスだけでなく、二国間と多国間連携をより良好に発展させるための基盤を作り出します。両首相は会談で二国間と多国間協力の発展方向とその強化策などについて協議する予定です。その中で、気候変動への対応やデジタル転換、グリーン開発、クリーンエネルギー、持続可能なサプラインチェーンなどの分野における互恵協力、および、1982年国連海洋法条約を含む国際法によるベトナム東部海域問題の解決のための連携などが優先課題と見なされす。

アルバニージー首相によるベトナムの公式訪問は、両国間の経済関係に突破口を切り開くとしています。