席上、発言に立ったフック首相は、「党と政府は常に、農業発展事業に関心を寄せている」と再確認するとともに、「今後も、各地方、機関は、農村部での経済・社会・文化発展事業と社会問題解決に力を入れていく必要がある」と訴えました。

これに先立つ18日夜、フック首相は、新農村づくり運動に立派な成績を上げた個人と団体を表彰する式典に出席しました。席上、フック首相は次のように語りました。

（テープ）

「農村部は大きな変貌を見せており、住民の物心両面の生活も一段と改善されてきました。新農村づくりに関する国家目標プログラムは農村部の全面的な発展事業に新風を吹き込みました。これらの成果は、国民全体の努力によるものですが、その中で、本日に表彰される人々の貢献もあります。」

この機に、フック首相は、「全国民が新農村づくりのために力を合わせる」という2021∼2025年期の愛国競争運動をスタートさせました。なお、2010年～2020年の新農村づくり運動は前向きな成果を収めました。

現在、全国にある村の50％は新農村の村としての基準を満たしました。これにより、ベトナム全国の農村部のインフラが整備され、農業生産が発展し、文化社会生活が豊富になり、国の経済社会発展に積極的に貢献しています。