ミン こんにちは、ミンです。

タオ こんにちは、タオです。

ハノイ大学日本語学部＝インターネット

ミン タオさん、先ごろ、日本国際交流基金は1973年から実施されている「国際交流基金賞」の2021年度の受賞者を決定し、ハノイから3つの大学が受賞しましたね。

タオ そうですね。受賞したのは、ハノイ国家大学外国語大学日本言語文化学部や、ハノイ貿易大学日本語学部、ハノイ大学日本語学部です。長年にわたりベトナムにおける日本語教育を行い、優秀な人材育成、各国間の相互理解の促進に貢献してきたと評価されています。

ミン 2017年には、これらの大学を中心に、ベトナムの全国的な組織として、「日本語・日本語教育学会」が発足しました。ホーチミン市や、中部トゥアティエン・フエ省フエ市で、ワークショップを開催するなどして、活発な活動を展開しています。

タオ この賞は、学術や芸術などの様々な文化活動を通じて、各国間の相互理解深化に顕著な貢献をする個人や、団体を対象に授与されるものです。

ベトナム映画「Bo Gia」のポスター＝インターネット

ミン そうですね。これらの大学が受賞したことはベトナムと日本との関係強化に貢献しますね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに新潟県じょうえつ市のいまい・やすしさんからの8月15日消印のお便りをご紹介します。

― VOV5日本語担当の皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?残念ながらベトナム映画を観賞したことはいまだにありませんが、今年に入ってベトナムでの興行収入1位の『Bo Gia』や、各国の映画祭で絶賛された『走れロム』、ベトナム人技能実習生を描いた『海辺の彼女たち』が日本でも上映されました。日本では東京や大阪などの大阪市のミニシアター（大規模に公開されないが、世界中にある良作を上映する）では公開されますが、私の住む地方都市では残念ながら目にする機会はなかなかありません。でも、韓国映画『パラサイト半地下の家族』が米国アカデミー賞を獲ったように、アジア映画は世界から注目されています。ベトナム映画が日本国内で全国ロードショー展開される日も、遠からず来るのではないかと期待しています。

タオ いまいさん、お便りありがとうございます。いまいさんはアジア映画、特に、ベトナムの映画に興味があるようですね。

ミン 今年、新型コロナウイルスの感染拡大によって、映画や音楽、アートなどに関係する職業は深刻な被害を受けています。この疫病が早く収束するよう望んでいます。

ベトナム人民軍が彼らは、疫病予防対策活動や、市民への必需品の提供、感染者の治療などに当たっている＝VOV

タオ 次に、岐阜県美濃市のひらの・せいいちさんからの8月29日受信のメールです。

― ベトナムの声日本語放送の皆様、こんにちは。8月上旬は、毎日猛暑の日が続き美濃市では39度、多治見では40度を観測した日があり、自宅に帰ってから水浴びやクーラーのある部屋に行き横になりました。しかし8月中旬になってから雨の日が一週間続き、西日本では豪雨の為に大きな被害が出ました。岐阜でも8月の降水量の倍以上を観測した地域があり、不安定な天候が続いています。この雨の影響なのか分かりませんが、特に夜は蒸し暑さを感じなくなりました。日本では新型コロナウィルスの感染者が再び増加傾向になっています。東京以外にも緊急事態宣言が出された他、岐阜でも300人以上の感染者が出て、27日に愛知、三重などと同様に緊急事態宣言の対象地域になりました。私は今月10日に2回目のワクチン接種を受けました。最初は左腕に違和感を少し感じましたが、次第に良くなりました。でも感染者数のニュースを聞くと不安になります。番組の感想では、ニュースの後の番組で、「新型コロナに対するベトナム人民軍の役割」を拝聴して、人民軍がホーチミン市に派遣してワクチン接種などに当たっていることや疫病だけではなく、自然災害など人民と人民軍が”魚と水”の関係であるという言葉が強く印象に残り、また中国やイギリスの軍の役割についても紹介しているところは良かったです。その後の「おしゃべりタイム」の時間で、私のメールを紹介していただきありがとうございました。9月15日までにホーチミン市では収束されるという目標を持っていることを知りましたし、早くこの疫病が収束してほしいと何回も思います。それでは、今回はこの辺りで失礼します。さようなら。

ミン ひらのさん、メールありがとうございます。先ごろ、ホーチミン市党委員会のグエン・バン・ネン委員長は、9月15日をめどに第4波を制御する目標を達成することは不可能だとして、政府に対し、9月末に延期するよう提案しました。

タオ 同市は市内全域での大規模なスクリーニングテストとワクチン接種を加速させるほか、市民の生活確保を重要な目標としてみなしています。そのため、毎日行われるライブ配信プログラム「市民との対話」で、同市人民委員会は市民の意見をまとめ、解決策を打ち出します。

2018年、ギネスワールドレコーズ(Guiness World Record)により、世界最長のロープウェイとして認定された海上ロープウェイ「ホントム(Hon Thom)」＝Shutterstock

ミン 全国各地の支援により、ホーチミン市を含む南部全域は早期に、困難を乗り越えて、安定を取り戻すでしょう。 続いて、ロシアのイゴール・コルケさんからの8月26日受信のメールです。

― ベトナムの声、こんにちは！再びロシアのイゴール・コルケです。ベトナムからの日本語放送をもう一度聞きました。オリンピックについて聴衆からたくさんの興味深いニュースを聞きました。私はこれらの話が好きでした。ベトナムでの出来事について、そしてベトナムでの生活についての興味深い話をしてくれてありがとう。パンデミックが終わった後、私はあなたの国に来てとても幸せです。そして今、私はあなたとあなたの愛する人の健康を願っています。

タオ イゴールさん、メールありがとうございます。今月上旬に行われた政府の月例会議で承認された計画によりますと、フーコック島は10月から6か月間、外国人観光客の受け入れを試験的に実施します。

ミン その対象者はワクチン接種証明書（いわゆるワクチンパスポート）の保持者、新型コロナ感染が完治し、ベトナム当局者により認めた人々などです。近い将来、ベトナムに来る外国人観光客が徐々に増えることを期待しています。

タオ 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。