フック首相は、「ベトナム政府は常に、ノルウェーを含め外国企業に便宜を図っている」と再確認しました。また、ノルウェー企業の経営モデルを高く評価したうえで、ベトナム企業とともに協力プロジェクトを行うよう訴えました。また、ノルウェーの製薬会社や、水産物の健康保護に携わる企業に対し、ベトナムで生産拠点を建設することを提案しました。
さらに、ベトナムは水産物部門の発展を進め、この分野に携わるノルウェーの各大学、研究院と連携したい意向があると明らかにしました。同日、フック首相はノルウェー駐在ベトナム大使館を訪れ、外交官や、ノルウェー在留ベトナム人と懇親会を行いました。
席上、フック首相は、「ベトナムの党と政府は常に、国外在留ベトナム人をベトナム民族の切り離すことができない一部とみなしている」と再確認した上で、ノルウェー在留ベトナム人共同体に対し、団結して、互いに支援し会い、心身練磨をし、母国と所在国発展事業、関係強化に貢献していくよう求めました。